ほろよいプロジェクト理念

1セットから30円(お客様10円、蔵元様10円、プロジェクトスタッフ10円)、気仙沼市の奨学金へ募金させていただきます。

酒米農家と共に歩む

奇跡の酒米「亀粋」で醸した酒を味わう

1本の稲穂
志賀良弘。農家として米作りをする傍ら、長く米鶴酒造で蔵人としても働いていた。
ある日「亀の尾」という品種を植えている自身の田んぼの中に、
1本だけ背の高い穂があることに気づいた。

「おやっ」
と思い、その穂に印をつけ収穫を迎えるまで注意深く観察。 
実った稲穂を剥いてみると、良質な酒米の条件とされる「砕けにくいこと」「米の粒が大きいこと」「心白※があること」などの要素が全て当てはまるではないか。

※心白とは、お米の中心にある白く濁ったデンプンの塊のことで、心白が多いほど酒造りに良いとされている

これは新しい酒米になる。
そう思い、来る日も来る日も田んぼに足を運んだ。
注意深く観察し、手を入れ、新品種として確信できるまで、
たった一人で試験栽培を繰り返した期間は7年にも及ぶ。
その後農水省に品種登録を申請し、試験栽培はさらに続けられた。
1993年。
1本の稲穂は、戦後初めて個人での酒米品種登録第一号となった。
志賀は、親株である「亀の尾」から「亀」の文字を、そして「他よりも優れている」という意味を持つ「粋」を合せ「亀粋(きっすい)」と命名した。

亀粋 酒造り かまし

酒米農家と共に歩む

山形県高畠町で300有余年の歴史を持つ米鶴酒造は
酒米作りに特化した「高畠酒米研究会」との両輪で酒造りをしている。
この研究会を立ち上げたのも志賀である。米鶴で働いていたこともあり
当時まだ周りであまり作付けしてなかった酒米に着目。
「地酒」と謳うのであれば地元の酒米を使ってこそだ!と米鶴のために酒米作りをするようになる。
一方米鶴では質の高い米で醸すことが出来ることに加え、就労の場の確保にも繋がり、地域活性の一翼になるのではないかと考えた。
米鶴と「高畠酒米研究会」。それぞれの未来を描いての歩みは今も続いている。

仕込みタンク 田植え 稲刈り 米鶴酒造 酒仕込み

米鶴酒造 米鶴 米の力特別純米 亀粋 「時の雫」 720ML

米鶴酒造

時の雫 特別純米 亀粋 720ml

高い技術と感性、すぐれた嗅覚を持ち合わせる米鶴酒造の須貝智杜氏。
米はもともと無味無臭に近いのに、微生物の力を借りることで芳醇な香りが生まれ、味わい豊かな酒ができる、という不思議。そこに限りないロマンを感じる、と目をキラキラ輝かせて言う。
酒造りの魅力に取りつかれた男が醸した亀粋。
自分の米が酒となり、初めて口にした時のことを、志賀は涙が出るほどうまかった、と振り返っている。

米鶴酒造オリジナル酒米である「亀粋」で醸されたこのお酒は、柔らかで、すっきりしていて、食事の邪魔をせず飲み飽きしません。ぬる燗にすると柔らかさはさらに増し、ふくらみが広がります。様々なお料理と共にお楽しみください。

アルコール分:15.7%  日本酒度:+2  酸度:1.7
アミノ酸度 0.9  使用酵母:協会701号

米鶴酒造株式会社
〒992-0301 山形県東置賜郡高畠町二井宿1076
電話:0238-52-1130 FAX:0238-52-3200

2023年4月28日発行!!!
ほろよいプロジェクト ほろよいプロジェクト




私達「ほろよいプロジェクト」は、「亀粋」の田植え・稲刈りの手伝いから仕込みの様子まで1年を通して携わらせていただき、1本のお酒の後ろ側に、多くの手と時間がかけられていることを知りました。

「誰が飲んでも美味いと思える酒造りをする」。そんな社長の想いを受けて酒米研究会のメンバーは、米鶴が望む酒米を作ろうと意気込み、須貝たち蔵人は、一丸となって酒造りに魂を込める。
米作りが好きでたまらない男が見つけた稲穂は、呑み助たちを笑顔にする雫へと姿を変えた。


米鶴酒造 時の雫 特別純米 亀粋 720ml
ほろよいプロジェクト オリジナルミニブック1冊付

1本 ¥1,850(税込) 限定100本  ※この中から30円が募金されます。
【こちらの商品は全て完売いたしました】



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